「学びと安心を」
挑戦するあなたへ

奨学金をお考えのあなたへ

島根民医連会長 松江生協病院副院長 眞木高之

島根民主医療機関連合会(島根民医連)は、全ての人に、無差別・平等の質の高い医療を提供することを理念に掲げた綱領(組織目標)を実践している、島根県の医療機関の連合体です。1950年に建てられた、松江大衆診療所、出雲大衆診療所、直江大衆診療所を母体とする歴史の古い組織です。医療保険制度も確立しておらず、医療を受けることは高嶺の花だった当時の人々が、なけなしの金を出し合い、貧しい人々へも等しく医療が受けられるようにと設立されました。現在も、医療保険制度はできていますが、医療を受けたくても受けられない人々が沢山いるというのが現実です。また、人々が置かれている社会の環境、生活状況や労働条件などが劣悪だと、健康に影響が出て、様々な病気にかかることも証明されています。私たちは、医療の最新の知見を学び、自らの医療者としての力量を高めると同時に、全ての人が、質の高い医療が受けられるような社会になるよう様々な活動に取り組んでいくことも重視しています。

島根民医連の奨学金制度は、卒後、島根民医連の医療に参加される意志をもった医学生のみなさんに、その要望に応え勉学の経済的な援助を行う目的で設けられています。私たちの取り組みを沢山の方に知っていただき、興味を持たれた方には、是非仲間になっていただきたいと切に願っております。

島根民医連会長
松江生協病院副院長 眞木 高之

概要

応募資格 ・医学部医学科に在学中の方
・医学部医学科への入学が決定している方
給付期間 申請した月から最短修業年限の終期まで
支給額

●奨学金の支給額
Aコース:月額10万円
Bコース:月額15万円
●修学資金
限度額200万円

※日本学生支援機構など各種奨学金制度との併用も可能です。

返済免除 島根民医連の事業所で勤務していただくと奨学金は返済免除されます。

医学生向け奨学金制度のご案内

  • Q1:奨学金の返済は免除されるの?

    Aコース(月額10万円):借りた月数を島根民医連の事業所で勤務していただくと奨学金は返済免除となります
    Bコース(月額15万円):借りた月数の1.5倍の月数を島根民医連の事業所で勤務していただくと奨学金は返済免除となります

  • Q2:県外の大学に通っているのですが、奨学金を借りられるの?

    はい、奨学金を借りられます。大学、学年も問いません。

  • Q3:年齢制限はありますか?

    A:規定は設けていませんが、承認については島根民医連理事会にて総合的に判断されます。

  • Q4:収入に関する審査はありますか?

    A:収入に関する特別な審査はありません。

  • Q5:もし留年や休学をしたらどうなりますか?

    A:留年、休学、国試浪人となった場合、希望すれば1年間に限り貸与を行うことができます。

  • Q6:借りた年数に満たない月数勤務して退職することになったらどうする?

    A:2年間の初期研修終了後に島根民医連の院所での勤務実績がある場合は、残りの期間の貸与総額を返済していただくことになります。それ以外の場合は全額返済となります。なお、原則は一括でのご返済となりますが、返済方法は相談に応じます。(詳しくはお問い合わせください)

  • Q7:現在高校生で医学部医学科を目指していますが、奨学金を借りることはできますか?

    A:高校在学中はお借りいただけませんが、予約申請をすることはできます。ご入学前に面談や書類提出をしていただくと、入学時から奨学金を受け取ることが出来ます。随時お問い合わせを承ります。

  • Q8:奨学生になると民医連主催の企画に必ず参加しないといけないですか?

    A:定期的に行われる奨学生会議は参加を義務付けていますが、授業の状況等によって出欠を判断することが出来ます。他の企画について、特に義務とはしていませんが企画を通じて、民医連について考え、医療観を養い、他大学の医学生との交流も図れますので、ぜひ参加してほしいです。

奨学金申請の流れ

  1. ●職員による面談
  2.  ↓ ↓ ↓

  3. ●申請書類提出
  4.  ↓ ↓ ↓

  5. ●病院見学、医師と面談
  6.  ↓ ↓ ↓

  7. ●島根民医連、理事会にて承認
  8.  ↓ ↓ ↓

  9. ●承認後書類手続きを経て貸与開始!
  • 職員による面談
  • 申請書類提出
  • 病院見学
    医師と面談
  • 島根民医連
    理事会にて承認
  • 承認後書類手続きを経て
    貸与開始!

【病院見学を希望される方へ】

病院見学は随時受け付けております。申請前でも見学可能です。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大状況により、実施時期は検討させていただきます。

           

奨学生になったら

医学・医療の勉学に励むとともに、民医連の目指す「患者の立場に立つ」医療を学習します。
病院実習や定例学習会、全国の医学生と学び交流するフィールドワークなどに積極的にご参加ください。

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